大阪弁クイズ Part 2 -吉本新喜劇風の会話- 古典的ジョーク

二人の会話を読んで設問に答えてください。
解答・解説は続きを読んでください。


懐かしい、吉本新喜劇の笑いや。

店主:そうか。借金200万もあんのか。わしもそんな金あれへんしな。
   200円(にひゃっくえん)ぐらいやったらいつでもかしたるけどな。
   あっ、ちょっと待っててや。お客さん呼んでる
さかいな。
   は~い、いつもありがとうな。

客 :ご馳走さん。なんやあの兄ちゃん難しい話してるな。
   まぁ、がんばってもろうて。  

   ところで、オッチャンとこのキツネうどんいつもうまいな。
   なんぼやったかいな。

店主:はい、200万と350円。


設問:キツネうどんの値段はおそらくいくらだと思われますか?

   (ア)200万円

   (イ)200円

      (ウ) 200万と350円

      (エ) 350円


解答:(エ)

解説:
 よ~やってたな、吉本新喜劇で。ま、吉本新喜劇の定番中の定番のギャグです。ちゅうても、最近の新喜劇でこんなギャグあんまりやらんようになったかな。時代にそぐわんよう~になてきかもな。この手のギャグははっちゃん(岡八郎)とか花紀 京とかいたころは毎回やってましたわな。大体、うどん屋の店主は原 哲男や。と、昔の話をしてしもた。はっちゃんとか花紀 京は大体70年代とか80年代前半やな、活躍してたんは。DVDとかあると思うので、また見たってください。
 さて、こんなん言うの吉本だけの話では
ありません。日常生活の場でも言うてる人いてると思います。食堂、八百屋、魚屋と、色々なお店でときおり聞かれると思いますよ。また、客の方からもこんな会話をしたりします:


 客:オバチャン、この魚なんぼや?

    店:一匹300円。

    客:よっしゃ。3匹もらおか。1千万渡すから100万つりちょうだい。

と、どうしても大阪人はお金のやりとりでのコミュニケーションが印象的ですかね。でもまぁ、こんなコミュニケーションは商店街がさびれるにつれて、なくなってはきてますが、とほほ…
            
 問題の解説に戻りますが、お店のご主人は友人か知人に借金の相談をされてお
り、その金額が200万ですね。それを加えた形であと350円と言っているので、キツネうどんの値段はおそらく350円です。ま、うどん代はしっかりとりはりまんねん。

追伸
 そろそろネタがなくなってきたんで、嫁に「大阪の古典的なジョークなんか知らんか?」言うたら、「おつり30円やのに、はい、30万とかどう?」言うてはりました。「まさにそのネタ今書いたとこや‼」てなノリや😄 いっちやん(一番)始めに、これを連想するか。嫁いわく、「いつも軽トラでウナギ売りに来るオッチャンおんねんけど、3日ほど前、そう言うてお釣りくれてん。」やっぱり、こんなんやる商売人まだおんねや。ほっとしたわ👍祭りなんかのテキヤのオッチャンとかよう言うやろ。

よかったらここ押しといてください。


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コメント

  1. そういや昔の駄菓子屋のおばちゃんが何でも万円付けてましたわwww
    おばちゃんこれなんぼ
    30万円〜
    はい20万円お返しー
    ってね
    違和感全くありませんでしたが、今は少ないでしょうね。
    コンビニ言われたらビックリしますが(*´∀`*)

  2. 大坂太郎 より:

    そうですわな~。ほんまに昔は違和感なくこんな大人ようけいてましたね。

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