大阪弁クイズ Part2   愛想のよさを考える -形容詞編-

指示
2~3人で行われる短い会話を読んで、設問に答えてください。解答・解説は続きを読んでください。

男1: この駅降りるんも、久しぶりやの。前、いつ来た?
男2: 5年はたってるやろ。めったに用事ないからな。
男1: そやのう。しかしいつ来てもこの駅、愛想ないの😀😀

設問
男性1は駅のことをどのように描写していますか?
(ア) 寂しい駅
(イ) 駅員が無愛想な駅
(ウ) 忙しい駅
(エ) 殺風景な駅


解答:(エ)
解説:
 「愛想ない」ね~。「つっけんどん」とか「不親切な」とかの意味ですよね、普通は。「愛想ない」は全国標準の言葉でしょうが、大阪人は「愛想」という言葉がより好きなように思います。本来は商都ですからね。愛想が悪いはタブーな街ですよね。その考えは人間に対してのみではなく、様々なところで「愛想の良さ」が追及されるに至ったと思います。
 たとえば、この会話のごとく建物に対しても、「何やここ、愛想ない建てもんやな~」と言えば、「殺風景だ」ということになります。もう少し突っ込むと「ただ、だだっ広いだけで…殺風景だ」というニュワンスですよね。ま、愛想の良い悪いという意味が殺風景なという意味になるんですからね~。
 この意味の転訛というか、拡大というか大阪の人(関西人)だけ?だと思っているんですが。

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コメント

  1. 蕎麦は信州 より:

      確かに愛想無し=無愛想ですね(漢文を思い出しました)。
     呑兵衛が良く使う「御愛想」というワードは、聞く所によると間違いやそうで、その割には普通に通用しているから、その内「多生の縁」みたいに定着しそうですね。
     またまた、脱線(汗)。
     

  2. 大坂太郎 より:

    御愛想ね~。これ間違いなんですよね。私も普通に使ってます。多生の縁は多少の縁ですかね。