大阪弁クイズ Part 2 何でも省略したがる ◆食文化◆

指示
2~3人で行われる短い会話を読んで、設問に答えてください。解答・解説は続きを読んでください。

男1: ねぇちゃん、俺アイスにするわ。 お前は?
男2: 俺もアイスな。しかし、東京くんのも30年ぶりか。
女 : は~い。お待たせしました~😀
男1: よっしゃ、来た来た。て‼、これホンマに氷やんけ😀 東京もんもやるね‼

設問
男性たちは何を頼みましたか?
(ア) アイスクリーム
(イ) アイスティー
(ウ) アイスコーヒー
(エ) アイスロールパンケーキ


解答:(ウ)
解説:
 かつて大阪の町では「アイスコーヒー」のことを「レーコー」と呼んでいたのはもう周知の通りや。ひとえに喫茶店のメニューに「冷コーヒー」と書いてあったことにそのルーツがあります。つまり、最後まで読まんとなんでも省略したがる大阪人、「れいコーヒー」を「レーコー」としたわけです。
 時代変わって、大阪の町でも「冷コーヒー」というメニューはほぼ姿を消し、変わって「アイスコーヒー」に。外来語に押されてる😀 これを大阪方式に当てはめると「アイコー」になるんですが、これはもひとつしっくりけえへん。で、「アイス」だけとって、「アイスコーヒー」のことを「アイス」呼ぶようになりました。ただ、「アイス」はアイスクリームやアイスティーもあるわけで、大阪以外では「アイスコーヒー」と言うみたいですな。
 大阪では90%これで通じると思いますが、中には「アイスコーヒーですか?それともアイスティーですか?」とか聞いてくる店もあるかも。そんなとこ行くのやめよな😀 ま、大阪的な文化というか発想というか、垣間見ることができますな。
 ホットはどうですかね?やっぱホットコーヒーのことやな。ホットコーヒーは昔からホットだと思います。「温コーヒー」という表記はなかったな😀

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