大阪を行く The 天下茶屋レポート1  -南海高野線沿いを行く-

南海高野線沿いを行くシリーズです。今回は「天下茶屋駅」周辺です。ま、日本全国的に大阪の天下茶屋と言えば、色んな意味で有名ですわ😀
南海天下茶屋駅
ま、駅はこんな感じで、非常に現代的にです。
ところで、天下茶屋というのは、基本は西成区の地名の一つです。が、我々が天下茶屋というときには、おそらくもう少し広範囲なところまで含めた意味で天下茶屋と言うてます。ま、大体は天下茶屋・岸里・橘・松などの地域を含めて、大阪人は天下茶屋と呼んでます。また、天下茶屋駅から阿倍野区の方に位置する岸里東・聖天下・天神ノ森なども含めることがあります。というか、含んでるやろ。天下茶屋とは、これらの地域を包括的に含んだ呼び名とでも言いましょうか。そして、その地域内には典型的な下町もあれば、閑静な住宅街も含まれます。ま、この地図で確認してみて。
でや、天下茶屋いうたらガラ悪いとか怖いとこ思てる人が全国にたくさんおられますわな。それは、再び上の地図を見ていただいたらわかるように、新今宮(いわゆるあいりん地区)が非常に近接して、この地域をも天下茶屋とひとくくりにする方がおられるからでしょう。はっきり言って、新今宮の辺は「天下茶屋」とは区別して考えてもうた方がええと思います。こうして、天下茶屋という地名に対して良い印象を持っていない人が多くなったと考えられます。
しかしながら、ちょいと、フォローすると新今宮は俗に言うドヤ街ですが、別に歩いててからまれるちゅうこともないし、最近では外国からの観光旅行客とかあこらの簡易宿泊所を利用する人も多いようですよ。 ま、西成区自体は全体的にはもちろん下町でございますがな。ここで、質問や。大阪の下町とは何ぞや?それは、大阪が日本の経済の中心であったころにルーツがあるやろな。日本の製造業の多くは、大阪の地にあった。工場にはもちろん人手が必要やったから、多くの労働者が居住してた。それが西成区であり、大正区であったり、此花区であったりするわけやんか。西成区はそういう意味で下町であって、別に犯罪の街ちゃうよ。その辺のところは他府県の方々には認識してもらはなあきません。ま、もちろん、それなにりにやばそうなとこはあるのは確かやけど😅
ちょっと話長なりましたが、本題に入りまひょ。とりあえず、駅前から。改札出て左手にはロータリーがあります。そのロータリー渡って、真向いあたりに喫茶バードちゅうお店があります。かなり老舗っぽい感じがしたのでお邪魔しました。
喫茶バード
どれぐらい続けてはんのか教えてもらえませんでした。「もう化石や」言うて笑てはりましたが😀 いやいや、何をおっしゃいますやら。この地元感がめっちゃええ✌ ここのママに色々地元の話を聞きました。西成には戦災にあっていない部分があって、そのあたりがレトロ感があり、観光にはよろしいのではとか、天下茶屋のあたりは、以前はあられ屋(私はおかきと呼びますが)がたくさんあったそうです。それは、天下茶屋の気候が、あられ作りには適していたからだそうですよ。やっぱり、地元民に話聞かんとあかんな😀

コメント

  1. 大阪人 より:

    ご紹介のあられ屋さん行ったことあります。おいしいですよね。

  2. 大坂太郎 より:

    コメントいつもありがとうございます。天下茶屋にはよくいかれますか?