解答:(ウ)
解説:
「ぼられる」、大阪人ともあろうものが。「ぼられる」は「ぼる」の受け身形。「ぼる」は「ぼったくる」の省略形ですね。「ぼったくる」とは「不当に高値で取引する」ことですね。ま、違法にという意味を含んでいます。名詞形は「ぼったくり」ですね。
実はこの言葉、大阪弁ぽいですが、全国表現の言葉です。「ぼったくり」が大阪弁ぽい思われやすい理由はいくつかあります。まず、この言葉は商人文化とのイメージとマッチしやすいんじゃないですか。大阪は「商いの町」というイメージが強く、値段・商売・駆け引き、→「ぼったくり」も大阪っぽい?と思われるかも?
関西人がよくツッコむ関西では、よく「それ、ぼったくりやん!」とツッコミ的に使う場面が多いと思う。そのため、関西特有の言い回しと思う人がいるかもしれませんね。
また、テレビ・芸人の影響もありですかね。関西出身の芸人さんが番組でよく使っているイメージですね。「関西弁ちゃうん?」と思われやすい面もありますかね。
「ぼったくる」は評価語の一種です。評価語とは、話し手の感情、価値判断とか主観が強く入った言葉のこと。「高い」は客観的でも言えますが、「ぼったくり」は、「これは許されへん価格や!」という話し手の怒り、判断基準、主観がはっきり出てます。典型的な評価語ですね。つまり、「値段+感情」がセットになった言葉なんですね。
大阪では、「えらい高いな~」、「とりすぎちゃうんか」、「誰がこんなん買うねん」とか会話でも登場の「えげつない商売してるな」など「ぼったくる」の言い換えのバリエーションも豊富ですよ。
「ぼられる」という言葉には、値段への敏感さ、損したくない意識や商売文化の歴史が詰まっています。大阪人にとって、「ちゃんとした値段で買う」ことは、ある意味“プライド”でもあります。だからこそ、「ぼられた」と感じたときは、全力で悔しがる。これも、大阪文化のひとつなんですね。
それ、ぼられとるで!大阪人の値段感覚と商売ことば ー商売用語ー
大阪弁|意味・表現系 12



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