大阪人に標準語は無理?思わず大阪弁が出てしまう

解答:(ウ)
解説:
「標準語、無理無理!」。男性3は、そう思ったんでしょう。男性1は、全国に支店があるのだから大阪弁は禁止して、東京弁で話そうと宣言します。ところが、いざ電話がかかってくると、「毎度、お世話になってます~」と、いつもの大阪らしい調子で応対する。それを見た男性3の「あかんわ、こりゃ」は、「やっぱり無理やな」というあきらめのひと言。男性1には、標準語で話すのは無理だと判断したと考えてええやろろ。もちろん、これは会話を面白くするためのデフォルメです。大阪人が標準語を話せないということではありません。実際には、相手や場面に応じて、言葉遣いを変えている場合が多いのでは。
とは、言うものの、やっぱり標準語は苦手や。ま、大阪弁で特に困らんしな。標準語で話す必要はない。地域によって、若干違いはあるかもしれませんが。他地域の方言話者は自分とこの方言に劣等感を持ってる人もいるとか。大阪人はないよ。それに、標準語のイントネーションとか、実は結構難しいですわ。なんか、照れるしな。人間関係を縮めるには、やっぱ方言がええ。
しかしながら、大阪人も結構、標準語を使っているのでは。面白いのは、大阪人自身は「標準語を話していない」つもりでも、敬語、ビジネス会話、接客ではかなり標準語化しています。例えば、純粋な大阪弁なら「これ、明日までに仕上げといてな」ですが、会社では「こちら明日までにお願いできますか」とか言うか。イメージ的には家庭の大阪弁 → 100%、会社の大阪弁 → 30~40%、顧客対応 → 10~20%くらいに自然と調整しているイメージですかね。大阪人は「標準語を話せない」のではなく、「必要なときは標準語に寄せるが、普段は大阪弁のほうが自分らしくて楽」的ことが実態に近いかな。
ところで、「東京弁」と「標準語」は違うようや。一緒やと思てた。標準語は、地域を越えて広く通じることを目指した共通の言葉。一方、東京弁は、東京で使われてきた地域的な言葉や話し方を指す。それでも、標準語は東京の言葉をベースにしてると聞きますが。

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