解答:(ア)
解説:
「今の店員、愛想悪いわ~」。よう言うやろ。「愛想(あいそ)」は全国でも使う言葉ですが、大阪ではとりわけ独特のニュアンスがあります。ここでの「愛想なし」は、単に「表情が固かった」や「無口だった」という意味だけではなく、「客に対して気配りや気遣いが充分できんかったわ」→ 「申し訳ない」なという、接客・もてなしに関する反省の意味が入っています。大阪は商人の町として発展してきた地域で、「愛想がええ」=「相手が気持ちよく過ごせるように配慮すること」 が非常に重視されます。だから女性は、「今日はあんまりよう気ぃつこわれへんくてごめんな」という意味で「愛想なしで悪かったな」と言っているわけです。
単なる「無愛想」ではなく、大阪流の“サービス精神”の自己評価表現と覚えておくと理解しやすいです。
「ええ品より、ええ人(愛想)」と言われるくらい、気持ちよく接することが大阪流人間関係の基本。だから大阪では、「愛想=人の心を動かす商売力」として、一般の日常会話にも浸透してるわけです。
「愛想(あいそ)」の語源は 仏教語 と言われています。元の意味は、「相手に“心を寄せる”、和やかな関係を作るための態度」のことと思われます。つまり、もともとは 人間関係の潤滑油 を指す言葉。
ま、それが大阪では商売の技術 になったわけやな。表情・ことばの間(ま)・声のトーン・お客の様子を“見て取る、こういう「空気読む力」を含んだ言葉が大阪の「 愛想」かな。
大阪弁クイズ Part 2 サービス精神は大阪精神 ー大阪文化ー
会話編 12



コメント