解答:(ウ)
解説:
今回のキーワードは「ま、それはアレやの」。これ、大阪のおっちゃん界隈では非常に使用頻度の高い、便利すぎる回避フレーズや。
ところで、「アレ」は何を指してねやろ?結論から言うと、何も指してません。この「アレ」は指示語でありながら、意味内容をあえて空白にした言葉。具体化を避ける、発話の責任を先送りす、会話の緊張を和らげるといった機能を持つ 曖昧化表現(vagueness)の一種ですかね。
部下は「部長のおごりか?」という 二択(YES/NO) の質問をしています。ところが部長は、「うん」と一瞬肯定っぽく入り、すぐに「それはアレやの」で話をぼかす。つまり、判断を確定させず、期待も完全には否定しない。これが大阪的な“場の空気優先コミュニケーション”。
確かに、中高年男性・会社の上の立場・商売人・管理職に多い表現ではあるが、女性が使ってもおかしくはないな。ただし若い世代ほど使わず、年齢とともに自然に身についていく言い回しでもあります。ある意味、人生経験がにじみ出る大阪弁とも言えるわな。
「ま、それはアレやの」は、はっきり答えたくない、でも場は壊したくない、ちょっと時間を稼ぎたい、そんなときに登場する、大阪弁の最強クッション言葉。
大阪弁クイズ Part 2 おっちゃん用語の基礎知識・それはアレやの~ ーフレーズー
会話編 12



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