大阪弁クイズ Part 2 「順三、へたばっとんのんかえ?」―大阪弁“へたばる”の絶妙なニュアンス ー語彙ー

解答:(ウ)
解説:
「へたばる」「へたる」、今日のテーマです。大阪弁を含む関西方言では、よう使われてきた言葉やろ。中学生・高校生ぐらいの頃から自然と口にする人も多かったんとちゃいますか。意味はシンプルで、「疲れ切って動けない状態」、あるいは「体力・気力ともにダウンしている様子」を表す。ただし標準語の「疲れている」よりも、「ぐったりしている」、「情けないほど弱っている」
「ちょっと笑いの対象になる感じ」的なニュアンスが含まれるのがポイントです。
今回の会話でも、「何、へたばっとんねん😀」
と笑顔付きで言うてますよね。これは、順三を心配しているというより、「あいつ、えらい情けない格好しとるなあ」という、軽いツッコミ混じりの観察かな。
「へたばる」は、動詞「へたる(弱る・勢いを失う)」に、状態の結果を強調する語尾「ばる」が付いた形と考えられます。関西方言では、このように身体的・心理的な消耗状態を動的に表現する動詞が多く、話し手の感情(呆れ・親しみ・笑い)も同時に伝える機能を持ってと考えてええやろ。つまり「へたばる」は、単なる状態描写ではなく、話し手の距離感や感情も一緒に運んでくる言葉なんですね。順三は運動しているわけでもなく、頭が冴えているわけでもなく、ただただ、しんどそうにへたばっている。そんな姿を、男たちはちょっと笑いながら眺めている。この「笑いを含んだ観察」こそが、大阪弁らしい空気感やと言えます。
最近はあまり耳にせんようになったかな、「へたばる」。私が高校生ぐらいのときは、ここぞとばかり使っていた言葉の一つなんですが。ま、「へたる」の方が多いような気がしますが。

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コメント

  1. 蕎麦は信州 より:

      去年はへたってましたわ。

     夏の始めは「(熱中症)アラートが出てるときは出歩かん方が良いですよ」くらいだったのがお盆の頃には「アラートが出ている時は長距離・長時間の外出は控えてください」って、具体的になって。

     医者のアドバイスが暗示~洗脳?となってのしかかりましたね。

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