解答:(イ)
解説:
昔は「800万」とか言う店主の店いっぱいあったけどな。私が若いころの話なんで、もう40年以上前ですかね。お客も負けてません。「味の割には安いやん」と毒づいたり、「ほな、1000万で」とかのってきたもんでしたが。こうやって、お店とお客のコミュニケーションとってましたが、まぁ、会話促進ですかね。単にお店とお客という感じではなく、なんかもっと深いところまで踏み込んだものですが。今も、覚えてますが、近所のパン屋の店主がこんな感じでしたかね。まだ、子供だったのでたいした返しはできませんでしたが。これは、単なる「ふざけ」ではない。情報の伝達ではなく「つながり」が目的ですかね。 「お会計は800円です」という事実に、あえて「万」をつける。これは情報を伝えるためではなく、相手との心理的距離を縮めるための「ノリ」の提示やろ。
このように 店主がボケることで、客側に「返す」という役割を与える(大阪人の大好きなパターン)。これにより、単なる「店と客」という利害関係を超えて、人間味のある深いコミュニケーションが成り立ちます。かつての大阪では店vs客であろうが、ビジネスライクではなかった。
残念ながら、最近の店先ではこうした会話を耳にすることが減りました。大阪の街自体が、昭和の頃とは大きく変化しています。様々な要因があると思いますが、まず、全国チェーンの台頭があるやろ。どこへ行っても同じサービスが受けられる「標準化」が進みました。マニュアル化された接客では、こうしたアドリブの余地はない。また、効率とプライバシーが重視される現代では、こうした「踏み込んだコミュニケーション」が、時として過剰な干渉と捉えられる。地元密着型の「顔が見えるお店」が減り、大阪色が少しずつ薄まっているのは、少し寂しい気がするな。
とんかつ定食が1200万円!?大阪の「ボケ代金」に隠されたコミュニケーションの極意
会話編 12



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