大阪弁クイズ 「ごんばこにほって!」って何?大阪弁の音変化をやさしく解説 -語彙ー

解答:(イ)
解説:
今回のポイントは、次の2点。「ほる」と「ごんばこ」。この2語がわかれば、会話の意味は一気にクリアになる。まず、「ほる」から見てこう。標準語では「掘る」を思い浮かべがちですが、大阪弁では、👉 ほる = 捨てるという意味で使われてる。
    例:
「それ、もうほっとき」
「いらんもん、ほっといてええで」
これは関西方言全体に広く見られる用法で、古語の「放る(ほうる)」に由来すると考えられています。つまり、「ほる」=「放り捨てる」が縮まった形なのです。
で、今日のメインは「ごんばこ」や。これは、「ゴミ箱(ごみばこ)」の方言形と考えられる。面白いのは、地域差があることや。使い手は、おそらく、泉州の人かな。

  • 泉州(岸和田周辺)では比較的一般的
  • 大阪市内とそれより北ではあまり使わない人も多い

という傾向にあるんちゃうか。
つまり、「ごんばこ」は大阪全域共通ではない地域方言かな。
ここで少しだけ学術的な視点を入れてみましょう。
「ごみばこ」→「ごんばこ」は、 撥音化(はつおんか)と呼ばれる音変化の一つや。人によっては鼻音化と言う先生も。簡単に言うと、「m(マ行音)」が「n(ン音)」に近づく現象かな。だいぶ調べてん「ごんばこ」も、その流れの中で生まれた表現と考えられます。
最後の、「それほんねや」にも注目です。「ほんねや」は、「放るんや」→「ほるんや」→「ほんねや」と変化した形で、「とにかく捨てなさい」という強い指示を表します。母親のちょっとイラっとした感じも、よく伝わってきますね。
この会話の魅力は、意味だけではありません。
親子のやりとりには、
✔ 昔ながらの言い回し
✔ 地域特有の発音
✔ 感情のこもった表現
が自然に残ります。方言は、家庭内でこそ生き続けることが多い。
今回の表現を整理すると、
✔ ほる=捨てる
✔ ごんばこ=ゴミ箱
✔ 地域差あり
✔ 撥音化の例
という特徴があります。

「ごんばこにほって」は、大阪の生活感覚がそのまま詰まった、味わい深い表現と言えるでしょう。大阪弁は、教科書では学べない「暮らしの日本語」かも知れん。これからも、こうした日常表現を通して、大阪ことばの奥深さを一緒に楽しんでいきましょう。

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