解答: (イ)
解説:
大阪で「三笠(みかさ)」と言えば、どら焼きのことです。観光地でも老舗和菓子屋でも、ごくフツーに「三笠焼」とか「三笠どら焼き」と書かれています。なぜ「三笠」と呼ぶのかという問いについてはちょっと面白い説があります。
どら焼きは丸くて、ふんわり盛り上がった形をしていますよね。その姿が 奈良の「三笠山(みかさやま)」に似ている というのが、関西での呼称の由来とされています。三笠山は、万葉集や古典文学にも登場する歴史ある山で、きれいな円すい形をしています。その形状イメージと、どら焼きのふくらみがリンクしたというわけです。食品名がその地域の地名を借りて比喩化するのはよくある現象なんです。ということで、特に奈良県では三笠と呼ばれていますね。
一方、標準語の「どら焼き」は、銅鑼(どら) に形が似ているところから付いたと言われています。もちろん「ドラえもん」とは一切関係ありませんよ(笑)。
どちらの由来も「ほんまかいな?」と思う部分はありますが、地域によって食べ物の名前が変わるのはよくある話で、関西では圧倒的に「三笠」が日常語として根付いています。標準語の「どら焼き」もちゃんと通じますが、地元民どうしなら「三笠」のほうが“馴染みの味の名前”という感じですね。
大阪弁クイズ Part 2 “三笠”って何やねん?─大阪人の甘味トークに迫る! -食文化-
会話編 12



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