道頓堀の「くいだおれ」は知ってるよな。ちょっと前にのれんおろしはりましたけど、あのくいだおれ太郎で有名でしたわな。正直に言うわ。ワシ偉そうに言うても、くいだおれは今までの人生でホンマに数回しか行ったことなかってん。
ところで、よう似た趣旨の食堂で千日堂ちゅう店もあった。「千日前の千日堂~。甘党ファンの千日堂~。食堂百貨の千日堂に行こうじゃないか。」やったかな。そんな歌がCMで流れてた思います。これもだいぶ前になくなった。
今一つ、「どうとん」ちゅう食堂もあったんや。くいだおれと千日堂はでてきても、「どうとん」ってあったかな?言うやつもようけおってな。そういうワシもカタカナで「ドウトン」やったか、ひらがなで「どうとん」やったか、はたまた漢字で「道頓」やったか定かでない。たぶんカタカナやった気がするが… ここの歌はごっつう印象に残ってる。「どうとんへ行こうよ。触れ合う何かがあるから…(中略) ほら、あのお店がど~とん。」みたいな歌やった。ここも今までの人生で数回行った覚えがあります。
思えば、くいだおれ、千日堂、そしてドウトンはテレビやラジオでCMやってて、子供のころはあこがれのお店やってんけどな~。少なくとも私が子供の時分はよそ行きのお店やった(昭和40年代とか話です)。ま、その当時の日本は戦後の復興目覚ましく、経済大国への道をまっしぐらや。家帰ったらお父ちゃん言われる人たちは、一歩外に出ると企業戦士(これも懐かしい言葉やな😅)。グルメやとかレジャーとか言うてる場合やあらへん。家庭サービスなんか後回しちゅう時代。そんな中で、たま~に「外で飯でも行こか~。」ちゅうてもどこ行ったらええんかようわからん。ほな、デパートの大食堂か食堂百貨行こか的なノリやったな。
こんなノリは今の日本人には通用せえへんかな。
よかったらここ押しといてください。
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