解答:(エ)
解説
「びびんちょ」知ってるか?本来は「汚いもの」ちゅう意味やそうですが。現代大阪弁では「気が弱い人」とか「けち臭い人」ということを指すことが多いと思います。この会話では、文脈上「けち臭い人」という意味で使っていると考えていいでしょう。
「びびんちょ」の語源は江戸時代の売春婦の呼び名のようです。主に大坂での話やそうです。江戸時代の大坂はまさに水の都。ええことも悪いことも船の上で行われることが多かったようですな。船を使って売春行為をしていたことも考えられますわな。そういった売春婦をベンショウと呼んでいたそうや。鎖国をしていた江戸時代、大坂では、外国の品物を密売するのも船つこてたみたいや。そこで、幕府は売春婦にこういった船を調べさせるという役目を課したようです。そこから、「ベンショウ」は「汚い者」という意味ができ、音声的には、現代では訛って「びびんちょ」となったようですよ。
※本記事は2013年3月19日の記事に加筆・修正を加えたものです。オリジナルの記事は2~3日以内に削除します。
コメント
ウルトラスーパー懐かしいなぁ。
従妹の娘が未だ保育園へ行く前くらいの時に「この子びびんちょやわぁ、未だおねしょする」って言われてたのを思い出しました。
あと、学生時代の友人家でワンコが嬉ションした時。
他では~、無いかも。
もっと前なら「びびんちょかん〇ょ、○○持って走れ」とかいうフレーズが蘇ります。
ただ、〇の中が思い出せない。
多分小学生低学年までのことです。
しも関係でもよく使いましたね。