京阪沿線、守口界隈その5でございます。本日は、守口市の北側というていいんでしょうか?そっち側へ参ります。中央環状という大きな通りが大阪府内を走っています。守口市もそのルートですが、守口の場合はこの中央環状より南と北側ではかなり賑わいが変わります。南側のほうが明らかに栄えているという感じですかね。まぁ、南側は大阪市内にも近いし交通の便もええですからね。
それでも、スポットはいくつかあります。まずは旧中西家に参りましょう。
元はこの辺りの庄屋さんやと思います。江戸時代初期、尾張徳川家と姻戚関係になったことから、大坂天満蔵屋敷奉行などの要職に就いてきた家柄ですな。今は、もりぐち歴史館となっています。そんなに昔ではない話ですが、守口市が買い取ったようですよ。それまでは子孫の方が住んではったようです。建物は、寛政5年(1793)に建立されたものですが、実は中世から続く家柄とか。正門は馬に乗ったまま入ってこれるように高い門となっています。やっぱ、武家扱いですな。
中はこんな感じです。
広いでっしやろ。ほんの一部ですよ。しかし、いつも思うんですが、昔の日本の屋敷って全部の部屋がいけいけになっていて、プライバシーとか全然ないな😀 ま、そんなもんいらんかったんやろな。
ここの運営スタッフのおじさんが、交通の便もよくないし、立地条件とかも相まって、あんまり人来てくれへんと嘆いてました。なかなか立派な建物やし、近くに寄ったら行ってみてください。
佐太天満宮をご存知ですか?名前からして、菅原道真公をお祀りしています。
国道1号線沿いにあり、わかりやすい場所やと思います。
境内には十一面観音像をはじめとする国の重要文化財が多く収められていています。与謝蕪村の句碑もあって、文学にも触れることができますよ。
この辺りは農村というより宿場町。三十国船などの海運で発展したと思わます。近代ではメリヤス産業が盛んになり神社も潤っていたようですよ。
次回は門真市に参ります。
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