解答:(ア)
解説:
会話中の「はなっからあかん」という表現がポイントです。
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はなっから … 「最初から」「初めから」の意味。標準語でも存在すると思いますが、日常会話でよく耳にするのは関西圏かな、とりわけ大阪弁の影響が強い言い回しかと。
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あかん … 大阪弁を代表する語で、「だめ」「通用しない」「失敗」という意味。
したがって「はなっからあかん」とは「最初からだめ」「最初の段階で通用しなかった」というニュアンスです。この場合は「最初の受験が不合格だった」と解釈するのが自然です。
なお、「はなっから」は大阪弁特有ではなく、江戸時代から全国的に使われてきた口語表現です。ただし、現代の標準語ではあまり耳にないと聞くし、「あかん」と組み合わさることで、大阪弁らしい強い響きを持つフレーズになってるかな。
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