大阪・昭和町に佇む、知る人ぞ知る老舗洋食店BOSTON。創業はなんと1952年。音楽喫茶から始まり、今や“ハンバーグの聖地”として地元民に長年愛され続けています。
写真に写るのは、BOSTONの看板メニューであるデミグラスハンバーグ。牛肉100%のパティを香ばしく焼き上げ、深みのある特製デミグラスソースをたっぷりと絡めていただきます。鉄板の上でジュウジュウと音を立てながら運ばれてくる瞬間、五感すべてが刺激される幸福の予兆──。牛肉100%使用で、粗挽きのミンチがしっかりとした食感とジューシーさを両立。焼き加減にもこだわり、外は香ばしく、中はふっくらジューシー。ソースは創業以来受け継がれるレシピで、数十種類の野菜と牛骨をじっくり煮込んだ本格派。甘みと酸味、コクのバランスが絶妙で、ハンバーグとの相性は抜群です。ソースはたっぷりかけられ、鉄板の熱で香りが立ち上がる瞬間がたまりません。熱々の鉄板で提供されるため、最後の一口まで温かく、ジュウジュウという音と香りが食欲をそそります。付け合わせには、ローストポテトやコーン、季節の野菜などが彩りを添えます。昭和町駅から徒歩1分。ランチタイムは少々混雑しますが、並ぶ価値あり。あべのハルカスや大阪市城東区蒲生にも系列店があるので、ぜひお立ち寄りを。昭和町の「BOSTON」は、ただの洋食店ではありません。大阪の食文化を牽引してきた一軒として、その味と雰囲気は今なお色褪せません。ぜひ一度、あの鉄板の音と香りを体感しに足を運んでみてください。
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