大阪弁「とろこい」の意味とは?職場会話で学ぶ関西方言 -語彙ー

解答:(ア)
解説:
今回のテーマは「とろこい」。ま、「動きがおそい」とか「のろのろしている」とかの意味ですかね。まぁ、「のろい」言うことや。この会話では「仕事がおそい」という意味で使っていると考えてええやろ。
言葉としては、だいぶ昔からあると思う。江戸時代とか明治時代とかや。やっぱ、大阪を含む関西圏で使われていた思う。この言葉か持つ音などから、若者言葉と思いがちですが、つまり、「最近できた若者言葉」ではなく、歴史のある関西方言なのです。
「○○こい」の「こい」は性質を表す接尾語です。「ひやこい(冷たい)」「しらこい(白々しい)」、「ちっこい(小さい)」などですかね。簡単に言うと、形容詞形に「こい」をつけてその性質が濃厚であることや、話し手がその状態を強く実感していることを表現します。強調ですかね。語源は「濃い」と言われています。しらこい→しらじらしい+濃いですかね。
そう考えると、「とろこい」もとろい(のろい)+濃いでおそいという状態を強調してますかね。
ま、その人の今までの仕事ぶりなどから、男性2が感じたイメージですよね。しかし、
男2の「かもしれんけどな」という言い方です。と、だいぶクッションを入れてるな。ま、実は大阪人は気ぃ使いーが多い。 はっきり「遅い」と言わず、少しフォローを入れている感じ。大阪人の「人間関係重視」な話し方がよく表れています。
それから、大阪人は同じことを2回言う。有名な話や。なんででしようね。私の場合は強調かな。会話のテンポや共感や同意を暗にもとめてるのかもしれませんね。ところで「そばよし」知ってるか?そばと言えば関東のイメージがありますが、大阪にもおいしいお蕎麦屋さんがあります。「そばよし」はその一つです。もう、私が若いころにはあったな。おしいですよ。何軒か店舗があるんで、お近くのお店にぜひ。
今回のポイントを整理すると、
✔ とろこい=仕事や動きが遅い
✔ 「こい」は強調表現
✔ 悪口になりすぎない配慮あり
✔ 大阪的会話リズムが反映

となります。「とろこい」は、厳しさと優しさが同居した、大阪らしい評価語なのです。

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