大阪弁クイズ Part 2 「富鍋」って何?  ー食文化ー

解答:(エ)
解説:

今年はほんまぬくいな。とは言うものの、それなりに涼しくなってきてます。夜は寒いな。こうなると鍋の季節や。会話中の男性が言う「富鍋」とは大阪で言う「てっちり」のことですな。
昔、東京がまだ江戸のころに「富」と言えば「富くじ」、つまり今でいう「宝くじ」ですな。
ふぐは「当たる」と命を落とすこともある食べ物や。せやけど、うまいから食べたなる。
それを「当たる」=「宝くじに当たる」ぐらいの確率にかけて、しゃれで「富鍋」と呼んそうな。つまり、「富鍋」とは“命がけの鍋”という意味を含んだ、ちょっと怖くて、でも洒落っ気のある言い方なんですな。
大阪では、ふぐ鍋のことを「てっちり」、ふぐ刺しを「てっさ」と呼びますが、これも「鉄砲に当たる」→「ふぐに当たる」という縁起の悪さを、笑いに変えた大阪人らしい言葉遊びから来ています。
「新世界行こか😀」も。今はでは閉店してしまった「ずぼらや」のことを言っていると思います。ふぐといえば新世界”という大阪人の共通イメージを押さえた、なんともええオチですな。しかし、今では「多古安」、「とらふぐ城」のどの人気の店もたくさんあり、大阪のフグ文化は、いまだ健在やで。

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