解答:(イ)
解説:「引く」という表現は、大阪では大事な表現です。色々な意味で使われますが、ここでの「引く」は食堂などで自分の注文したものを「もう食べ終わっているので、皿を下げてください」という意味で使われています。質問文の「これもう」の部分が決め手ですね。もちろん、「(値段を)引く」、「(紐を)引く」などの表現にも使われます:
「この服、3万円か。もうちょっと引いてな。」
「そやそや。そっちの赤い方の紐、もっとぐいっと引いて。」
皿を下げるという意味で「引く」という表現は、最近の若い衆はあんまり使えへんかもな。「下げてください」ということのほうが多いかも。特にきれいなレストランとかではや。逆に、「これ引いて」は地元のお好み焼き屋とかうどん屋などでは絶対OKです。
※本記事は2012年1月3日の記事に加筆・修正を加えたものです。オリジナルの記事は2~3日以内に削除します。
コメント
やっぱり「下げて」より「引いて」ですね。
ところでまた脱線ですが、申し訳ないです。
学生時代に関東の連中と接するまでずうと線路や座布団を「ひく」って言うてました。
「敷く」は「しく」なのは知ってましたけど。
「七」も「ひち」言うてました。
「しち」は「質屋」のときやと思ってたんですね。
関東人は「ひ」が「し」に訛る傾向があるからだと勝手に思い込んでました。
1、2、3~9、10と10、9、8~2、1で7の言い方が変わるとかも関西人かなぁ?
ちょっと記憶が曖昧になってるとこもありますが・・・。
関西人は「し」を「ひ」と発音するんですよね。