大阪弁クイズ Part 2 言い訳か? -食文化?-

解答:(ア)
解説:
「わけわけする」は近年では外来語の影響で「シェアする」と言った方が分かりやすいですかな。しかし‼ 大阪弁でいう「わけわけする」は単に、物を分けるという意味ではなく、「なかよく分かち合いましょう」の意味が強いな。英語のshareという言葉にそのニュワンスがあるかどうかは、外人に聞くか英語の先生に聞かなわかれへんけど、日本でのシェアという言葉の使い方(例えば、友人とアパートをシェアする)に、なかよくのニュワンスがあるかどうかはちょっと疑問や。
かというて、「仲良く分かち合うのよ」ちゅうのもへんや。ま、この「わけわけするは特に子供に使うことが多い。親が子供らに「なかよくせなあかんよ」という隠されたメッセージを伝えるためにわけわけするという言葉を用います。聞いた感じ、角のない丸い言い方やろ。子供の方は、そういう大人のメッセージを読み取って、人に対する思いやりとか共存共栄がいかに大事かということを体で覚えるんや。
な、たかが大阪弁の一表現ですが、されど人間形成に大いに重要であることが分かるやろ。しかも、方言という所がおもろいな。昨今、大阪弁は汚いとか、下品やとかいう連中もおおなったけど、そんなことないやろ😀
ところで、この「わけわけする」という表現が大阪方言かどうかはわからんな。大阪人が多用する表現ではあるけどな。大阪以外でも通用するけど、大阪人がよく使う表現はなんか名前つけなあかんな。

ブログランキング参加中です!!
ぜひ、ポチっとお願いします!!


大阪府 ブログランキングへ

にほんブログ村

コメント

  1. 蕎麦は信州 より:

      一人っ子だったので普段はあまり耳にすることも無かったのですが、正月等で親戚(従兄弟連中)が集まったときには聞いたような記憶があります。
     そうそう、遠足で限られた金額内でのおやつ。
     よくお互い「分け分け」したもんです。

  2. 大坂太郎 より:

    この「わけわけ」という言葉、死語とかしている思ったんですが、現代でもみな子供が幼い時は使っているとか。