解答:(ウ)
解説:
「ちょぼちょぼ」がテーマですな。大阪弁の「ちょぼちょぼ」には複数の意味があります。一つは比喩的な意味で「似たり寄ったり」「大差ない」ですかね。今回の会話で男性2が使ったのはこの意味です。「右でも左でも大して変わらんなぁ」というニュアンスを込めて「ちょぼちょぼやの」と言っています。
次に、量や様子を表す意味で「少しずつ」「ぼちぼち」を意味します。
例:「商売、ちょぼちょぼやってんねん」=商売を少しずつやっている。
「ちょぼちょぼ」という言葉から、大阪の古い粉もん文化を思い出す人もいます。「ちょぼ焼き」ですよね。江戸時代の終わりから明治にかけて流行した庶民のおやつですね。小麦粉を水で溶き、ネギ・こんにゃく・天かすなどを少しずつ入れて鉄板で焼く。今の「お好み焼き」や「たこ焼き」の原型かと。私見ですが。豪華ではないけれど、安くて腹を満たせる庶民の味でした。ちょぼ焼きが姿を変えて「一銭洋食」「お好み焼き」「たこ焼き」へと発展し、現在の大阪の粉もん文化を支えているかな。あくまで、私見ですが。
大阪弁クイズ Part2 おちょぼ口? ー大阪方言ー

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