四つ橋筋　その11　桜橋界隈　◆車で行こう！◆

　本日は四つ橋筋沿いの第11弾でございます。今日で四つ橋筋沿いは終わりですね。第11弾ということは、ほぼ3ヶ月。四つ橋筋いうと浪速区の元町あたりから北区の桜橋交差点あたりの4キロ程度ですが、結構、見るとこ多いでしょう。本日参ります肥後橋より北は、ビジネス街と繁華街が入り交じった地区になります。

肥後橋越えて、渡辺橋北詰を右に行きますと、堂島米市場跡がります。ま、先物取引場ですね。

こんな立派なモニュメントがありますよ。ここの米価が飛脚などによって全国に知らされ、地方の米相場の基本となったようや。我が国は言うに及ばず、世界的にも組織だった先物取引所の先駆的なものであったようです。やっぱ、大阪は商都ですな。
　渡辺橋を過ぎると、キタの町も近づきオフィス街なのか歓楽街なのかよくわかりません。

この写真の右手が、有名な北新地となります。このあたりは米相場で富を得た豪商、そんな豪商の接待の場として繁栄してきたのだと考えられます。知らんけど😀　まぁ、米相場や淀屋橋近辺からの地理的な事から言えば正しいでしょ。ま、ああいった歓楽街が形成されるには、歴史的な事実が反映されています。ま、いきなり降ってわいてきませんからね。

このあたりを曾根崎川という川が流れていたそうや。別名、蜆川。そういや～、親父かこのあたり来ると、「蜆川いう川がこのへんにあったんや。」言うてましたな。近松門左衛門の作品にも出てくるようですよ。曾根崎川跡の記念碑です。