ちょっとクイズお休み。コラム的に大阪の水について考えましょう。
最近、ウォータービジネスちゅう言葉をよう耳にします。私の若いころはウォータービジネス言うたら水商売のことを言うとりましたが、最近ではきれな水を世界に売る商売のことを言うみたいでんな。日本は水源が豊富で、質もよろしいさかいきっとええ商売できると思いますが、大阪の水はどうでしゃろ?最近は随分とましになったように思いますが、大阪の水はまずいと他府県の方々によう言われた思い出があります。ま、1960年代や70年代の経済成長の中、大阪は工業の中心地的な役割を果たしてましたから、なんとなく水がまずかったんも納得できますが。
さて、もっと以前の大阪は水の都と言われたぐらい水は豊富で、またおいしかったと聞きます。大阪一円の水は軟水です。甘味があり、それゆえ、おいしいダシとったり、日本酒造りにも適していたんとちゃいますかね。昆布を使ったダシは大阪の得意技です。お酒で言えば、能勢の秋鹿、河内長野の天野酒など。大阪の島本町にサントリー山崎蒸留所もあります。あれは間違いなく大阪一円のお水の質が良かったからあの場所に造られたはずです。
また、 いつの日か、おいしい大阪のお水ってな商品でたらええな~。
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