大阪弁のフレーズを与えますから、それに対する正しい対応を選択肢から選んでください。
解答・解説は続きから見れます。
今日は第5問。大阪弁で大事な動詞のひとつをマスターやで。
問5
女:ちょっと、京ちゃん。お父ちゃんのもんいろたらあかんで。
いろたらあかん?いらう?何やろな~?
(ア) いらへん。いらへん。
(イ) 何も入れてへんで。
(ウ) いらえへん。いらえへん。
解答:(ウ)
解説:まず、質問文の「いろたらあかん」は「いらう」という動詞で、今は否定形で使われてます。標準語では「触る・さわる」という動詞です。大阪での日常会話では、「触る」という表現を使うことはあまりありません。「その本、いらわんとってな。」のように、「いらう」を用います。ただし、状況によっては「触る」も用いることも多いです。例えば、お客さんや上司に対してなどは「触る・さわる」という言葉を用いないといけません。ま、これもよう使う動詞なんで、しっかり覚えましょう👍
例
×「お客様、申し訳ありませんが、展示品はいらわんといてください。」
○「お客様、申し訳ありませんが、展示品には触らないでください。」
選択肢(ア)(イ)は「いろたら」という音に近い響きを持つ語彙に過ぎません。また、選選択肢(ア)の意味は「いらない;必要ない」の意味です。
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