大阪弁クイズ 「ええもん」の本当の意味、わかりますか? ーフレーズー

解答:(エ)
解説:
今回のキーワードは、ずばり 「ええもん」 です。大阪弁の「ええもん」は、一般的に「良い」、とか「きれい」というレベルの上の感情を表してる。むしろ、「値打ちがある」、「本物や」、「ちゃんとしたもんや」という評価まで含んだ、かなり強い褒め言葉です。
ええ →「良い」(形容詞)・もん →「もの」(名詞の口語形)が合体した形ですな。標準語にすれば、「良い物」ですが、大阪弁ではこれが単なる性質説明ではなく、評価表現になります。「話し手が価値を認めている」ことを強く示す言い方なのです。
会話の中で男1はこう言っています。
「大島か?」
これは「大島紬(おおしまつむぎ)」を指していと思われますが、大島紬は、高級和装の代表格です。つまりこの時点で、見た目の良さ、上質に見える生地、その着物が醸し出す雰囲気などから、「これはええもんやな」と見抜いてるちゅうわけや。
ここで少し文化的背景を見てみましょう。
大阪は長い間、「天下の台所」と呼ばれた。つまり、「商売の町」、「流通の中心地」、「品物が集まる場所」やった。そのため、大阪の人は昔から、「物を見る目」、「値打ちを判断する感覚」を自然に身につけてきたと考えられる。その結果、「これは安もん」、「これはええもん」と、瞬時に見極める文化が育ったと考えてええやろ。最近では、使用頻度はやや減りましたが、今でも使われます。
たとえば:
「この時計、ええもんやなぁ」
「そのバッグ、ええもん持ってるやん」
「えらいええもん買うたな」いずれも、「センスあるな」「見る目あるな」という意味も含んでる。単なるモノ褒めではなく、持ち主への評価にもなっているのです。
最後に、男性2の二回目のセリフ、「なんぼしたん?」これも、かなり大阪チックですね。現代人はそれほど使わないかも知れませんが、昭和や平成の中盤ぐらいまでは、平気で言ってましたね。
「それ、ええスーツやんけ!アルマーニーか?なんぼしたん?」てな具合ですかね。なぜ、言わない?プライバシーじゅうしでしょうか?「なんぼ」の語気が強すぎるんでしょうか?お金のことを聞くのは下品な扱いになったんでしょうか?大阪の文化が変わっていくな~。

ブログランキング参加中です!
ぜひ、ポチっとお願いします!
大阪府ランキング
大阪府ランキング
にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 大阪府情報へ
にほんブログ村

大阪ことばに興味があるならこちら

コメント