金剛組 －世界最古の企業－

昨日紹介した安居神社の北側の出口を出ると天神坂に出ます。

で、ここを谷町筋に向かって歩きます。さすると、このビルがまぁ前にでてきますねん。

これがかの有名な金剛組のビルや。なに？金剛組知らん😟。そ～んなヤツおれへんやろ～‼。
少なくとも大阪の民ならば知ってるよな。日本最古の、いや世界最古の企業らしい。職種は今でいうとこのゼネコンや。というても寺社仏閣の設計・施工や城郭の復元などを主な分野としてます。時は578年。578年て、いつなん？いうぐらい想像つけへんけど、その時代に日本をリードしていたお人に聖徳太子という人がいてはります。ここまで、ええな？で、太子は四天王寺さん(日本最古の仏教寺院)を建立するため、朝鮮半島から高い技術力持った3人の宮大工を呼びはった。この中の一人が金剛重光ちゅう人で、金剛組の初代さんです。四天王寺が一応の完成をした後も、重光は日本にとどまって四天王寺はんの守りしはったんや。それ以後、代々四天王寺のお抱えやな。上の写真のビルも四天王寺はんのすぐ近くにあります。
江戸時代まではお上からそれなりの禄(給料)をもろてはったんですが、明治の時代になり、様相は一変します。ま、もう禄はもらわれへんようになってしもた。あとは自らで営業活動せなあかんねんけど、なんせ宮大工
一筋の職人気質。営業言われてもな～😭。
2006年、高松建設の支援で金剛組は再出発や。もちろん、寺社建築がメインです。ま、どこの支援受けてもええやん。金剛組ちゅう世界最古の企業が大阪にあるちゅうのは、大阪人の自慢のタネや。西暦3000年なっても金剛組は大阪にあってほしいと思います👍。その時代の大阪人の声がする… 「これが金剛組や‼もう2500年ぐらい大阪でがんばっとんねん‼ おそれいったか😀。」