竹中工務店知ってはりますよね。スーパーゼネコンの一つですわな。しかし、この竹中工務店が大阪に本社を置く会社とは知らない人も多いかと。竹中工務店は竹中藤兵衛正高という方の創業でございます。この方は織田信長の家臣であったそうですよ。明治以降は西洋建築の技術を取り入れ現在に至るわけですが、名古屋鎮台や三井名古屋製糸所などがその一例です。現在では日本のスーパーゼネコン(竹中工務店・大林組・鹿島建設・清水建設・大成建設)5社の一角に上り詰めたのですから、大したものですね。
会社としては長らく名古屋を拠点としていたのですが、1909(明治42)年に神戸を本社として合資会社竹中工務店となります。ま、西洋の技術を学ぶには海外に開港した神戸港の近くがよかったでしょう。1923(大正12)年に大阪へ本社を移しています。理由は定かではありませんが、やっぱ当時のビジネスのメッカは大阪ですからね。そういった事情でしょうか。
竹中は新しい技術を積極的に開発し導入するというところが、なかなかいいのです。前述の通り西洋建築をすぐさま取り入れたり、東京ドームも竹中の作品ですが、これには空気膜構造というものを取り入れたりしているようですよ。その他にも、色んな作品がございます。高島屋京都店、朝日新聞大阪本社、東京タワー、大阪ドーム、志摩スペイン村、海遊館等々… まだまだ、ございます‼ 東京タワーは驚いたやろ😀
元は名古屋の会社ですが、現在は大阪の会社です。これからも関西発の斬新なデザインの作品を期待しています。
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コメント
何時も行く呑み屋の常連にも工務店(大工の棟梁)やインフラ関係(水道設備)の会社を経営されているかたがおられますが、何故か一般大衆には「ゼネコン」という言葉の響きに過剰反応するというか、意識してしまいます。
TVのニュース等で聞く限り良いイメージが形成されにくい仕組みになっているのか?
まぁ、付き合いのある方々は皆良い人達だし、何十年も騙されてきたと言う経験から、最近はあまりマスコミ報道を鵜呑みにしない様に心がけてますけどね(笑)。
関西非上場大企業の一角ですね。
先の大雨による名古屋駅の浸水の責任会見もこの手の話としては対応がとても早かったですね。
ま、政界と結びつきが強そうな業界とイメージされてますわな。社会に対する貢献度も高いんですがね。
アルサロ氏
久しぶりですね。
それを言うのを忘れたました。これほどの大企業で非上場なんですよね。関西にはこういう企業が多いんですかね。