西淀川界隈 その2 佃煮の発祥?  ー阪神電鉄沿いを行くー

この田蓑神社にはもう一つ石碑がああります。謡曲「草刈」です。
芦刈ゆかりの地
詳細は省きますが、貧しい暮らしから妻を開放すべく、夫は妻を京にやります。妻は高貴な女性となって、再び男のもとへ現れ、一緒に京へ行くというお話ですが。この辺りは芦が群生していましたので、このような謡曲もできますわな。この佃のあたりは神崎川と左門渡川に挟まれた中州ですので芦もたくさん生えていたでしょう。
田蓑神社
 場所は前後しますが大和田住吉神社がございます。先週のニシヨドスタンの近くです。
大和田住吉神社
住吉大神と神功皇后をお祀りしています。田蓑神社と同じですね。この辺りは神功皇后と住吉神の伝説が支配的な場所ですからね。この辺りの神社さんは多くが住吉大神系ですよ。
この神社に万葉集の歌碑と判官松の跡碑があります。判官の話は、平氏を追い詰めた源義経が大物から軍船を出した時、突風にあおられて大和田の浜に打ち寄せられました。義経が公開の安全を祈願してこの神社に松を植えたそうですよ。
西淀川というと私のイメージでは工場地帯というイメージですが、なかなかどうして歴史深いですね。
次週は野里界隈を散歩したいと思います。

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コメント

  1. 蕎麦は信州 より:

      佃煮の発祥は江戸ですが、それを作った漁師さんは大阪の佃だとか。
     出石の蕎麦が、信州の上田がルーツなのと同じで、優秀な民を移動させたんですね、優秀な。

  2. 大坂太郎 より:

    >>1
    お好み焼きのルーツは東京やとこないだTVでやってました(汗)