解答:(エ)
解答:
「ちぬの海(茅渟の海)」とは、古代の文献に出てくる大阪湾の雅な呼び名や。
「ちぬ」とは魚のチヌ(クロダイ)のことで、かつてこの海でよく獲れたことに由来すると言われています。大阪の地名「なにわ」も「魚庭(なにわ)」=魚の庭から来ているともされ、魚介類の豊かさを物語ってるわな。
会話の中で男1が「すぐそこやがな」と言っていることから、遠方の伊勢志摩や香住町ではなく、大阪市内からすぐ行ける大阪南港を指していると推測できる。
大阪湾は高度経済成長期には工場排水やヘドロで一時期かなり汚染が進みました。1970年代ごろの大阪の河川や港湾は「ドブ川のにおい」がするとも言われ、当時は南港で釣れた魚を口にする人はほとんどいませんでした。しかし、その後の環境改善で水質は大きく改善され、現在では南港や舞洲、堺の方でも釣りを楽しむ人が多く見られます。アジ、サバ、タチウオ、チヌなど、釣り好きには魅力的な魚が戻ってきており、休日には多くの釣り人でにぎわう人気スポットになっています。
大阪弁クイズ Part 2 ちぬの海。それ、どこ? ー食文化ー

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