千日前通り 血と骨  ◆車で行こう!◆

現在、「車で行こう!」という企画は、千日前通りを走っています。第12弾になります。先週と先々週は鶴橋のあたりを走ってました。今日はその向こう(東)へ行きたいと思います。千日前通りをまたぐJR鶴橋駅の高架をくぐります。

ここらは、まだまだ、鶴橋商店街の一部ですね。地名的には東小橋だと思います。このまま、千日前通りを東へ。玉津3丁目の交差点です。

この交差点の左右の道は疎開道路と呼ばれ、太平洋戦争で米軍の空爆に対処するために広大な空き地になり、そこに住んでいた人たちは皆、疎開していったという場所やそうです。この写真の後ろに大小橋命胞衣塚があります。子供の夜泣きに効能があるとされ、「よな塚」と呼ばれているそうな。

近くに、比売許曽神社があります。下照比売命を主祭神として大小橋命(大小橋命胞衣塚とゆかりが深い)などを祀っています。

玉津3の交差点を左に入ると、亀の橋橋跡があります。

亀の橋は東小橋村と猪飼野村を結ぶ、旧平野川に架けられていました。柏原舟が往来し、栄えていたと聞きます。旧平野川は昭和15年に埋め立てられ、廃橋となりました。現在は親柱が密かに残っています。

コメント

  1. 蕎麦は信州 より:

      落語の枕で「大阪には橋が無い」と言うのがずっと頭に残っていて「鶴橋は?」って。

     「亀の橋」で検索しているとやっぱり「鶴の橋」もあったようです。

     結構昔から川や水路の埋め立てがあったんですね。

     阪神難波線から見える「正蓮寺川」を見る度に「千と千尋の神隠し」を思い出します。

     

    • osaka_taroh より:

      鶴の橋跡はものだに駅の近くにあります。次の月曜日にご紹介することになると思います。