柏原市の第3弾でございます。本日は柏原駅近辺に参りたいと思います。
柏原駅はJRと近鉄が相互に乗り入れている駅です。結構、大きな駅ですよ。JRは大和路線、近鉄は道明寺線でございます。近鉄に関してはややこしいですね。利用客はJRと近鉄をたして1万8千ほど。まぁまぁ大きな駅ですよね。同じ柏原市でも河内国分駅は大阪線なんですよね。細かく〇〇線とは近鉄の場合、言いにくい。
ま、JRと近鉄の共有のような駅ですが、今日は近鉄・柏原駅ということで話をすすめましょう。この近辺でおさえておくべきスポットは三田家と寺田家でしょう。
上が三田家、下が寺田家です。今もおそらく人が住んでおられるので見学はできなと思いますが、外見だけでも見る価値はあります。旧奈良街道沿いにあり周りの佇まいもいいですよね。
三田家は元は大阪の大店やったそうですが、柏原で柏原舟(柏原ー大阪の平野や京橋まで荷を運ぶ、一種の海運業)を営むために柏原にやって来たようです。家の敷地内から荷物を舟につめることができたようですよ。一方、寺田家の方は地元の庄屋を務める家柄で代々北条屋の屋号で油粕問屋や柏原舟を生業にしていました。三田家も肥料の販売をしていたようですよ。
この両家がかかわっていたと思われる柏原舟の跡が三田家の裏あたりにあります。
大和川の付替え前の話です。それ以前は平野川が通っていて平野郷(現在の大阪市平野区あたり。かつては自治都市で栄えていました。)までは比較的行きやすかったのだと思います。もちろん大和川の付替えののちも柏原舟は続き、明治40年まであったようですよ。
柏原界隈 3 柏原駅て正直初めてです。 ー近鉄沿線沿いを行くー
12
コメント