大阪弁クイズ Part 2 ちょっとアメリカまで買い物 ・メリケン粉 ー食文化ー

解答:(ア)
解説:
メリケン粉て知ってるか?ま、小麦粉のことや。かつては全国的に使われていたようですが、次第に使われなくなりました。しかし、メリケン粉という言い方は関西圏では生き残ったようですね。でも、まぁ、2024年現在、メリケン粉という言い方は関西圏でも使わないように思いますね。メリケンはアメリカの訛ったもんです。メリケン波止場もそうです。アメリカの船がやって来る埠頭のことですわな。本来、メリケン粉はアメリカ産の小麦粉を指します。一方、日本古来の小麦粉はうどん粉と呼ばれていました。どちらも、小麦粉ですが、アメリカの物のほうが技法的に勝っていたようで…😅 区別するためにアメリカ産のものをメリケン粉と言うたようです。

しかし、まぁ、昔からうどん粉も小麦粉もメリケン粉と言っていたように思います。小麦粉ていつから言うようになったんかな?うどん粉は今も昔もあんまり使わんやろ。とにかく、お好み焼きするときは、メリケン粉買うてきててよう言われました。商品のパッケージにメリケン粉て書いてあったかどうかは定かではありませんが。ま、解答は(ア)でええやろ。

しかし、思えばお好み焼きの粉もほんとに進化しましたな~。昔はメリケン粉入れるだけやったけどな。家庭ではですよ。スーパーにお好み焼きの粉とかあるでしょ。あれうまいこと作ってるよな。ソースもお好み焼き専用のものがたくさんある。一般的にはオタフクソースか?大阪では色々なソースがあります。ヒシウメソースヘルメスソースなどなど。私が子供のころはウスターソースにケチャツプ混ぜて、お好み焼きソースにしてましたけどな。ウスターソースも関西の多く消費されてますか?関東では中濃ソースが主流ですかね。ウスターと言えばイカリですね。

今も覚えています。も、30年以上前かと記憶してます。桂小枝師匠(おそらく小枝師匠やったと思います)が、東京の有名人に大阪のお好み焼きを紹介する的な番組がありました。東京の有名人が「こんなにソースでべたべたなのだめだよ」的な発言してましたな。どついたろうかと思いましたが。そのころはまだまだ「大阪」的なものが、東京を中心とした関東圏、いや、全国的に知られてませんでしたからね。今じゃ、東京でも普通にお好み焼き食べてるんでしょ。全国的に、お好み焼きが食べられるようになりましたな~

※本記事は2013年2月18日の記事に加筆修正を加えたものです。2013年の2月18日ですよ。ほぼほぼ11年前ですよ。ふ~ん、長くこのブログもやってますね

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コメント

  1. 蕎麦は信州 より:

      昔の人の耳というか聴覚って、意外と良かったんかなぁって思います。

     「メリケン」「ミシン」「アイロン」「ワター」長いのだと「掘った穴いじるな」

     変な和製英語を聞いてない分耳がフレッシュだったんかなぁ・・・。
     

    • osaka_taroh より:

      ミシンとかアイロンとかありますね~。しかし、これらの言葉が今でも使われていることが
      すごいですね。