さて、ジャンジャン横丁にもどりましょう。新今宮から来ると、ここが入り口付近です。看板も出てますのですぐにわかります。
写真中央はJRの高架でございます。これをくぐったところからが、ま、ジャンジャン横丁と呼ばれるとこかな。
ジャンジャン横丁は通称で、正式名南陽通商店街と言います。ジャンジャン横丁という名の由来は言いましたが、この商店街ができた理由は、飛田新地へと続く通りとして整備されたことに始まります。前述の通り、飛田新地という花街は1958年に廃業となっています。正式には…😅 したがって、ここは花街を目指す男衆で連日の賑わいをしていたことは容易に想像されますわな。したがって、それも酔うた勢いの人ばっかりやから、相当物騒なとこやったとおもてええやろ。そういった客目当ての飲食店や、淫売店などがたくさんあったそうです。
今やから言いますが、私が子供の頃40年近く前の話ですが、特にオカンから「絶対、ジャンジャン横丁だけは行ったらあかんで‼ あそこは犯罪者が入ったら警察でも捕まえられへんとこやからな~😟」と言われました。私だけではないかと思います。それ以後、ここは危ないとこなんやとず~っと思って育った大阪人は少なくはあるまいよ😅
まぁ、火のないとこには煙は立たんいうての。ま、この通りが歴史的にどのような存在意義があったかはわかってもらえたと思う。ま、危険な香りがするのは疑いの余地はありませんな。ただ、飛田新地が解散してからというもの、やはりこの通りの往来はかつての賑わいはなく寂れて行ったと考えられます。故に、刷新されることなく昔ながらの姿をとどめていたところが、近年ブームとなって観光地化していったと思われます。以前は物騒なところと大阪人ですら思っていた所ですが、現在は特に危ないと感じられることはないように思われます。
ちなみに、ここを観光地化するきっかけになったのは、絶対探偵ナイトスクープだと思います。もう、20年ぐらいまえだと思いますが、桂小枝探偵(最近探偵を引退しました)のパラダイスシリーズで新世界界隈を取材したものがありました。あれによりまず大阪人の新世界並びにジャンジャン横丁界隈に対する意識が変わったと考えられます。それから長い年月をかけて、新世界界隈の観光地が進められて行ったと考えてよいでしょう。
次回はこの奥へ進みます。
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