なんば駅周辺レポート14 道頓堀 パワフルさを感じる -南海高野線沿いを行く-

今日は、大阪・ミナミの観光のメッカとも言える道頓堀に参りましょう。ここに来ると、こんなに大阪て観光都市やったんか?思うぐらい観光客の姿が目立ちます。我々が若いころはこんなに観光客でミナミが栄えてるということはなかったけどな。ま、ありがたい話ですわ。
道頓堀は通常、道頓堀川の南側の東西を走る通りを言います。東は堺筋(大阪市を南北に走るメインストリートの一つ)から、西は湊町(道頓堀川の西の端)界隈ぐらいですかね。道頓堀川は安井道頓という方が着手しました。豊臣秀吉の時代です。道頓堀とは彼の名前からとった地名です。
道頓堀堺筋側
 (道頓堀商店街の堺筋側です。東の始点と考えてよいでしょう。)
川のように見えますが、本来は堀なんですよね。この堀の周りにさまざまお店ができて賑わういうになったとか。ま、遊郭なんかもあったと聞いています。歴史的に見た場合、道頓堀の売りはなんとい行っても演芸でしょう。道頓堀五座と言って、有名な五つの劇場がございました。上の写真の堺筋側から行くと、弁天座、朝日座、角座、中座、そして浪花座がございました。大小の40以上の芝居小屋あったようですよ。このように、ミナミの街は芝居や演芸など娯楽がメインに作られた街です。ブロードウエイみたいや👍それが、今も続いて平成のミナミを形成しています。キタとかその性格が全く異なります。したがって、行きかう人も画一化されたサラリーマンのような人よりは、個性的な面々が目立つ街ですわな。現在、この道頓堀五座で名前がのことっているものは角座でしょうね。ここは現在は松竹芸能の傘下で、松竹芸能所属の芸人が今も舞台に立っていますよ。
角座
私らが高校生ぐらいの時には、漫才などがブームで松竹芸能と吉本興業が切磋琢磨してたようにお思いますね。私が覚えている中では、ハイヒールとか横山たかし・ひろし、海原はるか・かなたなどは松竹芸能所属やったと思います。それから、宮川左近ショウとか大阪では有名でしたね。70年だとか80年代の話です。また、松竹は新喜劇もございました。藤山寛美率いる松竹新喜劇と言うた方がわかりやすいですか。私が子供のころ(1970年代のこと)は新喜劇と言えば、松竹と吉本の両新喜劇がありました。どちらの新喜劇も面白かったんですが、松竹新喜劇の方が大人向けちゅう感じがしましたね。
では、この道頓堀の風景をいくつかお見せしましょう。堺筋(東側)より角座越えたあたりからですよ。大阪と言えばお好み焼き? たこ焼き?串カツ? それもこれも、ま、大阪の代名詞のようになっていますが、やっぱり、きつねうどんやろ👍 てなわけで、この道頓堀に来たら、やっぱり今井さんに行きましょう。おすすめはもちろんきつねうどんやで😀
今井
も、それはそれは上品なお味でございます。大阪うどんは麺というよりその出汁に真髄がございます。ま、出汁ゆわんと、ここではおつゆというとこ。ここの出汁はほんまおつゆと言うのがぴったりでございます。その隣はさっきも言うた道頓堀五座のひとつ中座にございます。もっとも、今ではお土産などが入る複合商業施設になっていますが。確か、食い倒れ太郎もここにあるかと思います。
くいだおれ

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