大阪弁クイズ Part2  なんでこないなんのん? -音声変化編-

解答:(ウ)
解説:
短呼化という現象、ご存知か?えらい難しい言葉ですな~😅 要は長い発音を短くすることです。その意図はもちろん発音しやすいためですが。例えば、「そうか」→「そか」とか「たいそう」→「たいそ」などです。「たかだか、たいくのテストでちょっと点数悪かったからて…そないにたいそに大泣きせんでも…」みたいな感じです。この例文では「たいく→たいいく(体育)」と「たいそう→たいそ」が短呼化されていますね。これは、大阪人はむっちゃ得意のはずや。スピーディーな会話を好む大阪弁では、いちいちちゃんと発音していたら時間がかかってしゃぁない。色々言葉のエコを試みて、話を円滑にします。ま、音声変化と一口言ってしまいましょう。そのような音声変化のひとつに短呼化があります。
会話文の下線部では、きょ→今日がっこ→学校、そしてせんせ→先生がそれぞれ短呼化されていますね。こういう音声変化が難しいんですよね。でも、これが方言のもつ味でございます👍 このブログを読んでいただいている皆様の地元にも、もちろん地元の言葉があると思います。そういった方言をぜひ大事にしていきましょう✌

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コメント

  1. 蕎麦は信州 より:

      ふと今は亡き枝雀師匠の落語を思い出しました。
     八百屋の売り声の場面で、大根は「ダイコ、ダイコ」で蓮根は「レンコ、レンコ」で、「ン」は何処へ行ったというと牛蒡に付いて「ゴンボ、ゴンボ」。
     「ン」が無かったら「ゴボゴボ」って溺れてるみたい・・・。
     ってな感じやったかな、懐かしいなぁ。
     「ナイト イン ナイト」で「枝雀寄せ」やってた頃。

  2. 大坂太郎 より:

    コメントいつもすいません。ゴンボは今でも聞くような気がいたします。ダイコとか母親は言ってたように記憶してます。今では短呼化しないで、使う語も増えてきたんですよね。これもメディアの影響ですかね…

  3. 蕎麦は信州 より:

      「~さしてもらいます」は「させて」やし、「台風が直撃する可能性が~」は「おそれが」のはずが、TVでも標準語?化してきている様な。
     「~しない」は「~せえへん」か「~しいひん」か?
     若者言葉の流行り廃りの速さには着いて行けんし・・・。
     それどころか、ネットの発達で言葉も何回目かの「文明開化」を迎えてますね。
     「DQN」とか、ウィキペディア様々ですわ。

  4. 大坂太郎 より:

    大阪においても、やはり標準語が浸透してきていることは明らかですわな。ちなみに、私は「~せえへん」ですが。