大阪弁クイズ Part 2 ケンミンショー見ました? ため口の文化

解答:(ウ)
解説:
先週のケンミンショー見ました?大阪で言う「あのね」をテーマにしていました。なかなかええとつきますね~。全国的には、「あのね」はため口なのでしょうか?もしくは後輩などに使う言葉なのでしょうか?
ケンミンショーでは、大阪では丁寧語とか尊敬語の部類になると放送されてました。確かに、大阪では「あのね」は丁寧語になることが多いでしょうね。もちろん、ため息交じりに「あのね~」と言えば、ちょっとムッとしたときの表現にもなりますが。
時には丁寧というか敬語のような、そしてまたある時にはその逆の意味(敬語とか丁寧語の反対語て何なんやろ?)😟😟 どうやって使い分けんの?アクセントでしょう🤩 丁寧表現の場合は、ちょっと軽めの口調で語尾を上げます。その時顔はできるだけニコってください。そうすれば、誰に対しても失礼のない丁寧表現になります。一方、語尾のアクセントを下げたり、言い聞かすように言うとこれは見下し表現になります。
ただし、この表現が完璧な尊敬語かどうかは疑問や。やっぱり、親しみの感情があってこそ、はじめて「あのね~」と言えます。誰構わずには使えなません。大阪府知事に初対面ではどうかと思います。このあたりが、「あのね」が持つコアの意味はやはり「見下し並びに同等以下」に使う表現だということになるのでしょうね。
大阪人はあえて、そういった言葉を目上の人に使うことで、上下関係がありつつもあたたかい家族的な関係をお客様とお店、上司と部下、師匠と弟子、先輩と後輩、そして親と子供の関係に求めるのです。これぞ、究極のコミュニケーション術。ずっと気ぃ張っとたらしんどいやろ😀 お客様との関係も導入部分ではもっとしおらしいのですが、仲良くなると、と言うか仲良くなりたいお相手には、「あのね~」だけではなくでるわでるわ、ため口の丁寧語化。現代大阪の商習慣に見られる言葉使い… あれは、他の地域から導入されてますね。大阪では大阪らしく、もっと暖かい関係が生み出せるように戻した方がええと思います。それが、大企業との取引や上司との関係でもや。
うちの兄貴は我家の家業を先代から引き継いでますが、得意先の人と電話で話してんの聞くと、「こいつ💢 誰と話しとんねん‼」と思うぐらいため口ですよ。しかし、それがもとで仕事切られたいう話は今まで一回もないよ🤩 うちの家業の取引先はほぼ一部上場企業。ため口のようでため口でない、ほんまの大阪型コミュニケーションを完璧にマスターすると、関東人も東北人も九州人もおそらくそれを受け入れるやろ😀 話変わるけど、あのケンミンショーちゅう番組おもろいな‼

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コメント

  1. 蕎麦は信州 より:

      あのねと来れば「あのねぇ、僕ねぇ」という某力士(親方)の子供の頃の物真似、そして「あのねのね」のお二人が先に頭に浮かびました。
     最近は見なくなった「ケンミンショウ」も良くネタが続くなぁと感心してます。
     森の石松三十国船で「京・大坂の人の言葉は・・・」というのがありますが、確かに地方で地元同士が早口でしゃべっているのを聞くと喧嘩してるんかと思うことがよくあります。
     摂津育ちで、大阪に来て間の無い頃は泉州・河内の言葉も優しくは聞こえませんでした。
     友人が増えるにしたがって慣れたというか、親近感が湧いたというか、優しく聞こえる様になりました。
     まぁ、いきなりタメ口で商談を進めることは無いと思いますが、互いに気心が知れると「敬語」も水臭く聞こえますもんねぇ。
     

  2. 大坂太郎 より:

     「あのねぇ~、ぼくねぇ~」は普通に我々の世代では言いますよね(笑)。「あのねぇ」とくれば「僕ねぇ」はセットで覚えています。そう言えば、そうですよね!!これって、ネタ元は力士ですか?まだまだ勉強がたりませんで… あのねのねの原田伸郎さんは今もMBSラジオとかに出ておられますよね。大発見のコーナーはこんちはコンちゃんでやってますよ。
     ケンミンショーの件は全く同感です。ほんとによく続いてますよね。どこからネタ探すんでしょうね…

  3. 蕎麦は信州 より:

      巷の噂等は今やブログやTwitterからじゃないですか?
     気を付けないとその内知らん間にネタに使われているかも、ですよ。

  4. 大坂太郎 より:

    使っていただけるぐらい、クオリティーが高ければいいんですが(笑)