コクヨ株式会社 ここも大阪企業やで~! -大阪企業列伝-

今週、月曜日の記事は鶴橋駅の周りをご紹介させていただきました。ま、鶴橋駅に隣接している千日前通りという幹線道路沿いに歩いたんですが、その道をさらに進む(東)と、コクヨという文具で超有名な会社の本社にたどり着きます。鶴橋から10分かかるかな~、ちゅうぐらいの距離です。
ということで、本日はコクヨという会社について語りましょう。

企業の話すんの、久しぶりやな~😀 コクヨの歴史は長い。110年ほど前、和帳(和式帳簿)の表紙を作る会社として始まりました。その後、ほどなく表紙だけではなく、帳簿全体を製造するようになったようです。1914(大正3)年には伝票、便箋、そして複写簿などの製造を手掛けたようです。1917(大正6)年には商標を「国誉」としたようです。読みは「コクヨ」でございます。
国誉(コクヨ)は文字通り、「国の誉れ」という意味ですが、これは創設者の黒田善太郎氏が故郷の富山県の誉れとなるように心がけたいという気持ちから生まれた名前だそうです。な、社名の由来て面白いやろ。サントリーは鳥井さんの逆さ読みやし、ブリヂストンはブリッジ・ストーン、日本語では石と橋。創業者の石橋正二郎の苗字から取ったとされてますわな。コクヨもなかなか興味深い‼
ま、大阪のローカルメーカーに過ぎない会社だったと思われますが、1923(大正12)年の関東大震災以後、全国にとどろくことになります。震災で関東地区は深刻な物不足になったことは、容易に想像できましょう。紙製品も例外ではなかったと思いますよ。人の不幸に付け込んであざとい商売を企む輩もいたようですが、コクヨ創設者の黒田善太郎はそのような人の不孝に付け込むことを一切禁止し、良心を持って関東に対して商いをしたのでした。それに感銘を受けた関東の卸売業者がコクヨを全面的に支持し、全国区の会社となったようですよ。やっぱ、商売は真心ですよね🤩

コメント

  1. 蕎麦は信州 より:

      「極東」と「コクヨ」は記憶にあります。
     特に「キャンパスノート」は最後ら辺でお世話になりました。
     今の子はどうなんやろ?
     「無印良品」~「100均ノート」かなぁ。
     文房具(事務用品)もデフレやからなぁ・・・。
     そう言えばこの間、ケチって安物のインクでプリンター故障させて、所謂「銭失い」したってのを聞いたばかりです。
     やっぱり、ブランド品にはそれなりの信頼(安心感)がありますね。

  2. 大坂太郎 より:

    やっぱ、100均でしょ~ね。ただ、コクヨのドット入りがそんなに高いかというとそれほどでもと思いますね~。ま、ブランドがすべて良いとは言いませんが、コクヨ製品に関しては正しいかと。極東いうメーカーもありまね。忘れかけてましたが。