解答:設問1▶(イ) 設問2▶(ウ) 設問3▶(エ) 設問4▶(ア)
解説:
『河内のオッサンの唄』な~。これもごっつう懐かしいやんけ‼ 『河内のオッサンの唄』知ってます?全編河内弁の唄やで。ちなみに1番は問題作成上、標準語訳にしてありますが、実際の唄は↓
お~、よう来たの、ワレ。まぁ、上がっていかんかい。
ビールでも飲んでいかんかい、ワレ。
久しぶりぶりやんけ、ワレ。何しとったんど、ワレ。
はよ上がらんけ、オンドレ、なにされしとんど。
こっわ~? 私がまだ小学生の頃でしたね、この歌が流行ったんは。ま、40年近く前ですよね、この歌が一世風靡したのは。40年ほどまえでも、この唄はセンセーショナルで、巷では「誰がこんなしゃべり方しとんねん?」と言ってましたよね。ただ、ワレ、オンドレ、~さらすなどの語彙は今でも断片的に使いますが😀 そういう風に考えると、他地域の方がイメージする大阪弁にはすごくマッチするんでしょうが、当の大阪人は「こんなん、ゆえへん、ゆえへん😅」と思ってるかな。
教の設問に関してです。設問3の「おかん」ですが、これは文脈上、「嫁」のことを言うてますな。この唄でも後に出てくるんですが、自分の嫁のことは「カカァ」言うんですな😀 また、ここでは「母親」のことでもないんですよね。「オカン」は「母親」という場合が多いんですが。ま、夫婦も長くなるとね~、「あなた~」とか「おまえ」とか言わないじゃないですか。そのうち、自分の主人のことも「お父さん」」とか「パパ」になるし、自分の嫁さんのことも「おかあさん」とか「ママ」になりますよね。その感覚です。それと、設問4の「ごっつう、ひさしぶりやんけ」は通常、話し相手(久しぶりに会った)に向かって「すごく久しぶり~」の意味で使うんですが、ここでは文脈上、「(君のところの奥さんにも、長く会ってませんからね~」というような意味で使ってますよね。この唄、フルで聞いたことありますか?現代人が聞くと、すごくガラ悪く聞こえるかも知れませんが、河内のオッサンが久しぶりに来た友人をねぎらい、お互い頑張って生きてこな~という、とっても河内のオッサンの情が感じられるええ唄なんですよ🤩 せやから大ヒットしたと思われます。
今回はとても懐かしい歌からの出題でした。リアルタイムでこの唄を知ってる人。標準語訳気持ち悪いやろ😀 この唄の作詞・作曲はミス花子いう人です。最近、見ませんね。どうしてるんですかね?
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コメント
「悪名」~「嗚呼!花の応援団」等、河内弁が飛び交う作品。
当時は「~けぇ」で終われば皆そうかと思ってましたね。
まぁ、泉州弁と河内弁の違いも学生時代にやっと違うらしいというのを感じた程度。
「~けぇ」で終わるのは近江や播州辺りにもある様ですが、知らん人が聞いたら皆河内弁と思うんでしょうねぇ。
かつての自分はそうでした。
そういえば、泉州弁も山(農村)と浜(漁村)で違うんだとか。
プロゴルファーが皆上手く見える(違いが分からん)みたいなもんですか。
まぁ、大阪弁と一言で言ってもたくさんありますからね。泉州、摂津、河内と大まかに言っても三つ。それに大阪市内はまた微妙に違いますしね。私も現実には、これは泉州弁、こっちは河内弁とはわかりません。随分と昔に、河内のオッサンの唄は今の八尾あたりの言葉をベースにしてるという話を聞きましたね。