八尾界隈その10でございます。本日は久宝寺の寺内町へ参ります。八尾と言えば、この久宝寺寺内町が、実は有名どころですな。
この写真、顕証寺というお寺ですが、久宝寺寺内町はこの顕証寺というお寺を中心に形成されています。ここは先週ご紹介した八尾寺内町とは違い城塞のような作りとなっていることが特徴ですかね。ま、寺内町とは守護大名に対抗する庶民の地区だと思いえばよいでしょう。中心となるのは浄土真宗系のお寺さんですな。久宝寺も浄土真宗の勢力が強く、この顕証寺さんも八尾での浄土真宗布教の拠点ですよね。いつしか、大きな勢力となり守護大名でさえ一目置く存在になり、この中では自治が許されています。ま、ある意味、寺社勢力が武家勢力に対抗するための要塞ですからで、濠とか土塁で都市を囲み、外からの侵入を防ぐ工夫がされていたことは間違いないでしょう。
大阪は寺内町の多い地域のようです。その他にも堺や平野のような商人の自治区があったり。わかるわ~。権力者に逆らう気風か大阪にはありますな。今もそのDAN引き継いでますよね‼ 「税金とられる」などの表現を考えれば納得できます。
しばし、お写真でお楽しみを。
安井道頓出生地という石碑もあります。大阪ミナミの繁華街を流れる道頓堀を作った人ですな。大阪の平野郷の生まれという説もありますよ。久宝寺の寺内町は安井家の主導であったようです。
久宝寺に行くにはJR大和路線の久宝寺駅が最寄です。
次週は由義宮のお話でもいたしましょう。
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