大阪弁クイズ Part 2 臭い!  ー食文化ー

解説:(エ)
解答:
大阪人が「臭いから食べへん」と敬遠してきた代表格は納豆です。昔は「納豆=関東の食べ物」というイメージが強く、スーパーでもあまり売られていませんでした。昭和の時代には「大阪人は納豆嫌い」と全国的に知られていと思います。
しかし時代は変わった。今や関西でも納豆はごく普通の食卓に並びます。背景にはメーカーの努力があります。例えばミツカンをはじめとする食品メーカーが「におい控えめ」や「タレを工夫した」関西向け納豆を開発し、徐々に受け入れられるようになりました。

納豆

面白いのは、世代差です。戦後の大阪では「納豆は臭くて無理」と敬遠する人が多かったのに対し、平成・令和世代は給食や家庭で慣れ親しみ、むしろ「好き」という人も少なくありません。大阪出身でも納豆を平気で食べる若者は増えています。
つまりこの会話は「昔ながらの納豆アレルギーを持つ大阪人」と「今どき普通に納豆を食べる大阪人」の世代ギャップや文化の変化をうまく表しているのです。
男1の「俺は大阪人や💢」というセリフには、「納豆は大阪の食文化にそぐわん」という古い意識がにじみ出ています。
なお、選択肢(ウ)の「鮒寿司」も強烈な匂いで知られますが、これは滋賀県の伝統食であり、大阪人が日常的に食べるものではありません。大阪弁会話の文脈からすると、やはり答えは納豆が自然ですね。

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