大阪弁クイズ Part 2 うどんとともに ◆食文化◆

指示
2~3人で行われる短い会話を読んで、設問に答えてください。解答・解説は続きを読んでください。

息子: あかん、ちょっと風邪ひいたかな😅

父親: ほな、うどん喰て、この薬のめ。すぐ直るで。
息子: なんでうどん喰うねん?
父親: う~ん。昔からそうしてんねん。


設問
父親が進めている風邪薬は何ですか?
(ア) 葛根湯
(イ) 小青竜湯
(ウ) パブロンゴールド
(エ) 風一夜薬


解答:(エ)
解説:
 かつて、大阪では風邪の時には、うどんを食べて漢方系の風一夜薬という薬を飲むというのが文化やったと聞きます。正式は「うどんや風一夜薬」と言います。
うどんや風一夜薬 商品
何でうどん?製造元の会社によれば、アツアツのうどんを食べて、この薬を飲んで「体を温めて、一晩サッと寝ることが養生の基本」やそうです。生姜成分がええみたいや。暖かい汁物を飲んで風邪薬を飲むと効果が上がるといいのはホンマらしいな。大阪ではうどん屋がたくさんあったので、うどん屋にこの薬を置いていたようです。東京の方ではそば屋においてあったとのこと。名前も「そばや風一夜薬」やそうです😀 大阪のうどん屋、東京のそば屋という食文化も反映されてますよね。近年また、この薬が流行ってきてるようですよ。
 本薬の製造は商品名と同じく「
うどんや風一夜薬本舗」さんです。本薬の他にも生姜湯とか生姜飴なんかも販売してるようです。東住吉区にあります。

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コメント

  1. 蕎麦は信州 より:

      最近忘れかけていた阪堺線の車内宣伝。
     北畠辺りで「うどんや風一夜本舗」が流れていた様な。
     阿倍野~天王寺駅前では「銀鳩洋装店」だったか?
     最近の行動範囲がチャリで20~30分に限られてきているからなぁ・・・

  2. 大坂太郎 より:

    >>1
    住吉大社の方にもお店があるんですよね。そうですか。チン電でも宣伝してましたか。