大阪弁クイズ Part 2 誰と話ししてんの? ー大阪のおっちゃんー

解答:(ウ)
解説:
ま、昔はこんな感じやった。昭和の時代や。私が知る限り、大阪のおっちゃんは、テレビに対して本気で話しかける癖がある。今回の場面では、父親はテレビの天気予報を見ながら、女性キャスターに向かって「もっとハッキリ言わなアカン」とツッコミを入れてます。
大阪人にとって、テレビは単なる情報源ではなく、「一緒にしゃべる相手」でもあるのです。「あったので」というたほうがええかな。
ここで父親が使っている「ねぇ~ちゃん」は、大阪弁特有の親しみを込めた呼び方です。若い女性への呼びかけとして広く使われたり、「アナウンサー」「キャスター」に対しても、あたかも近所の知り合いに話しかけるように使います。今やったら「セクハラっぽい」と受け取られる可能性もありますかね。つまり、父親の世代にとっては「フレンドリーな一言」ですが、今の時代とのギャップが笑いのポイントになっています。
天気予報は生活に直結する情報であり、特に洗濯や買い物のタイミングに大きく関わります。大阪人は「実用第一主義」で、曖昧な言い方に対して「そんなん困るがな!」とすぐに反応します。
たとえば:

  • 「曇り時々晴れ」→「どないやねん!」とか「どっちやねん!」

  • 「にわか雨の可能性があります」→「可能性やなしに、降るんか降らんのかハッキリせぇ!」

この「ハッキリさせてほしい」という気持ちが、会話に表れています。
大阪では「ボケとツッコミ」の文化が根付いており、テレビに対して一方的に話しかけることも、ある意味で「ツッコミ行為」です。
父親にとっては自然な行動でも、息子や母親にとっては「また始まったか」と感じられる、典型的な家庭内風景ですね、昭和の。

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