大阪弁クイズ Part 2 ほげたが達者 ーフレーズー

解答:(ア)
解説:
「ほげたが達者」とは、大阪弁や古い関西ことばで「口が達者」「よくしゃべる」「口答えが多い」といった意味の表現です。
「ほげる」という言葉自体は、古語では「口を開ける」「しゃべる」という意味があり、そこから派生して「ほげたが達者」=「ようしゃべる(=口が達者)」となりました。
男1の言葉からすると、息子は勉強はできるが、口がよく回って生意気なところがある、そんな様子を言っています。男2は「勉強ができるから、口もよう回るんや」と冗談めかして返していますが、男1は「いや、それとはまたちゃう」と少し困ったような口調。
つまり、単に話が上手いのではなく、「屁理屈を言う」「親に言い返す」タイプの“口が達者さ”を指しています。
もう一度言うと、「ほげる」は関西の古い言葉で「口を開ける」「しゃべる」「あくびをする」などの意味。
 例)「ぼけーっとほげてる」=「口あけてぼんやりしてる」
で、「達者」はうまい、巧み、しっかりしているという意味です。
 →「口が達者」=話がうまい、言い負かすのが得意、という意味。
この表現は、数年間のNHK朝ドラ『おちょやん』などでも登場してたように、大正・昭和初期の大阪ことばに見られる少し古風な言い回しです。
現代で言えば、「口が減らん」「よう言うわ」「ようしゃべる子やな」などが近い表現です。

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