「おねぇちゃん、ちょっと!」が普通やった時代の大阪 ー語彙ー

解答:(ア)
解説:
答えは簡単ですな。(ア)でええやろ。今日は飲食店などでおっちゃんがよく言う、「おねえちゃん」。まぁ、ウエイトレスに向かってですかね。大阪では昔から、店員さんに対して「おねぇちゃん」、「おにいちゃん」、「にいちゃん」、「ねえちゃん」と呼びかける文化がある。というかあった。特に、昭和〜平成初期・下町の大衆食堂・商店街の喫茶店などでは、ごく普通の光景やったと思う。「すみません」よりも、「おねぇちゃん、ちょっと〜」のほうが自然やった時代があった。ま、店員=赤の他人なんですが、わざと「身内っぽく」呼ぶことで距離を縮めるという大阪的コミュニケーションですよね。
息子のセリフに注目してみよ。「なんぼ大阪でも、おねぇちゃんて……」。ここには、「さすがに今は古いやろ」とか「ちょっと時代ズレてるで」というニュアンスの現れですかね。実際、近年はジェンダー配慮、接客の標準化、マニュアル化などが進み、「店員さん」、「すみません」、「スタッフさん」なんかが主流ですか?「おねぇちゃん」「おにいちゃん」は、やや“昭和感”“おっちゃん感”のある表現になりつつあるかな。私らの年代でも、「ちょっと、店員さん」とか言うかと思います。ふとした瞬間、「おねぇちゃん」と呼んでしまうこともありますが
道でもすれ違いざまに、「おねえちゃん、これ落としたで」、お店で、「兄ちゃん、傘忘れてるで」とか普通でしたよね。今では、「あの、これ落とされましたよ。」ですか?表現が丁寧になった分、大阪独特の“距離の近さ”は少し薄れたとも言えるな~。

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コメント

  1. 蕎麦は信州 より:

      童顔でよく高校生に間違われた学生時代。

     抱く部に入った頃だったと思います。

     キャンパス内で、足元に走ってきた餓鬼がいきなり「おっちゃん?それともお兄ちゃん?」って聞きやがった(笑)。

     還暦の頃だったかな?そこそこ大きな呑み屋のWCで、隣で用を足していた若者に「お父さん済んだらながさな」って言われました。

     丁度自動で流れる奴が増えてきた頃でした。

     皆さん手ェ洗う前に押してたんですね。