近くて遠い、ミックスジュース。子供の時、いやい子供やない!大人なってからも、大好きなミックスジュース。喫茶店(大阪では通称・サテン)の数が少なくなっていくのに比例して、このミックスジュースを飲む機会も減りましたわな。ところで、ミックスジュース知ってはります?名前は聞いたことあるか?大阪では喫茶店での代表的なメニューでしたな。今でも、喫茶店と呼ばれている店にはあるはずや。最近は、カフェと喫茶店が区別して使われているようやな。カフェとは〇〇バックスみたいなアチャラ系やつ。ほんでもって、昔からある純喫茶△△とかフルーツパーラー◇◇屋みたいなやつが喫茶店とすみわけされてるような気が… はっきり言って喫茶店系の方がゆっくりできんのにな~。と思うのは40代以上の世代でしょうか(40代でも後半な😅)。
さて、ミックスジュースとは、いかなる物でしょうか?基本、バナナ、桃、みかん、牛乳と氷をミキサーで混ぜて作ります。ちなみに、桃やみかんは缶に入ったヤツ。シロップも使います。ま、しかし、これが絶対いうレシピはたぶんなくて、他にもパイナップルやいちごを入れたりします。また、本来は生卵も使うのが本物のミックスジュースでござます。
味はそうですね~、使われている果物の味はそれぞれしますが、やっぱりバナナの味が一番印象的ですかね。基本は濃厚な味がすると言ってよいでしょう。これ一回飲んだらやめられへんと思います。関西以西ではあるようですが、東にあまりうけないと聞きますね。何でですかね?やっぱり、バナナはバナナジュース、アップルはアップルジュースと単一の方がいいですかね?色んな果物をごちゃごちゃにして混ぜ合わすのがいやなんかな~。
ミックスジュースの誕生は戦後の話のようで、果物屋さんが売れのこった果物をミキサーにかけて作ったんが、ミックスジュースらしいでですが。ミックスジュースが本当に大阪生まれかどうかは、いまいちはっきりしませんが、大阪らしさは多分にありますね。まず、もったいないの精神がよく表れています。もし、果物屋さんの話が本当であれば、売れ残りを使い切るというところに大阪のもったいないの精神が現れているし、飲み手にしてみれば一度にバナナもみかんも食べれるやん的な欲張りとというか、合理的精神も見え隠れしますな。みかんや桃の缶のシロップも無駄にしないこの精神こそ、長く大阪で良しとされていたもったいないの精神そのものやな‼ また、このシロップ入れることで味がよくなることは言うに及びません😀 前後しますが、もったいないの精神とは始末の精神ですよ。
ま、このミックスジュースは味がええということのみならず、そのアイディア自体大阪人のお気に入りとなって、広く愛されているのだと思います。大阪にお越しの際は、ぜひ、お試しあれ ちなみに、てっとり早く試したい方は、結構、駅なんかがおすすめです。ま、どこの駅にもあるちゅうわけではありませんが、有名どころは阪神電車梅田駅とか京阪淀屋橋駅とかです。あと、百貨店の地下食品売り場とかにもありますよ。
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コメント
道頓堀に合ったミックスジュース専門店「8(エイト)」ってもうやってないんですかね。長らくお邪魔してませんが
コメントありがとうございます。私の記憶が正しければ、だいぶんと前からやってないと思いますが。しかし、アルサロとはなかなか懐かしい名前ですな。実は、もうちょっと後で、千日前の記事書こうかと思ってるんですが、そこでアルサロの話も入れようかと…