今日も関西系ゼネコンのお話おば一席。大阪本社のゼネコンで忘れてはならない会社が鴻池組。名前がええ。鴻池という名前から、鴻池財閥との結びつきを容易に連想してしまいます。鴻池財閥は江戸時代日本で最大の財閥。大阪で両替商(今の銀行)を中心に栄えた組織。ここについてはいずれ詳しく。現在は三菱東京UFJの中にその姿が見えます。
で、この鴻池財閥と鴻池組は基本的には関係ないようですね。ただ、名前からして全く無関係かどうかもね~、と私個人の意見です。この鴻池組を創業した人は鴻池忠次郎といいます。この方は、大阪の北伝法村に生まれました。現在の大阪市此花区ですよね。USJなんかのあるエリヤと言えば馴染みやすいですか。生家は廻船問屋問屋であったみたいですね。実家の仕事を引き継ぐのと同時に、土木関係の仕事も立ち上げたようですよ。これが鴻池組の始まりでございます。時に1871(明治4)年のことでございます。1898(明治31)年には淀川の改良工事に携わり、以降様々な建設事業に携わります。水路で栄えた大阪ではありますが、同時に水害も多い地域。生家の家業もあり水害を防ぐ努力をと。ということで土木の道に入られたようでうですよ。中でも大阪人としては戎橋の施工が気になりますね。1925(大正14)年のお話ということですので、あの有名な戎橋(グリコのとこという方が他府県の方にはわかりやすいかも)もここの施工とか。大正時代で大阪初のコンクリートアーチの橋やったみたいです。
本社は大阪の梅田にあります。非上場ではありますが大企業ですよね。今後も大阪を発信源として活躍してもらいたと思います。
株式会社鴻池組:http://www.konoike.co.jp/
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