大阪弁クイズ Part 2  あれだれ?   -名詞編-

指示
2~3人で行われる短い会話を読んで、設問に答えてください。解答・解説は続きを読んでください。

男1: 貴美子はん。今日はわざわざのお参りすんませんでした。
女 : い~え~。こっちこそご無沙汰してごめんやで。京一さんも元気そうでよかったわ。ほな、また寄さしてもらうし。
男1: はい。いつでも寄ってください。
息子: おやじ。今の人、誰?
男1: あ~。おまえ知らんのもしゃ~ないな。おまえの死んだじいさんのてかけんはんや。
息子: なにそれ⁉

設問
女性は誰ですか?
(ア) 男性1の兄妹
(イ) 男性1の父親の従妹
(ウ) 男性1の従妹
(エ) 男性1の父親の妾


解答:(エ)
解説:
 「てかけはん」とか「おてかけはん」て知ってます?今で言うとこの「妾さん」とか「二号さん」とか「愛人」とかですよね。以前は大阪では「てかけはん」と呼んでいたみたいですね。ま、最も不倫てな概念はなく、金持ちも旦那衆なら本妻以外に、妾の一人や二人がいるのが普通とされた時代があったんです。金持ちの旦那衆に限られてますよ。今でもか…
 ま、大阪の「てかけ」は「手掛け」。手を掛けるの意味ですよね。一方、東京の「妾」は「目を掛ける」ででしょ。ここにも東西の違いがあるか~😀

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コメント

  1. 蕎麦は信州 より:

      妾はんよりリアルですね。
     「男の甲斐性」なんて言われていた時代、姦通罪なんたもあった時代。
     そういえば燕の雛のDNA鑑定をしたら、複数の父親のDNAを持つ雛がひとつの巣から見つかったとか。
     番いの絆が強いと言われる鳥類でも若い「燕」ちょっかいを出すみたいです。
     生物にとっての♂の存在価値は遺伝子の多様性を保つことですから、こっちの方が理に叶っている様です(涙)。

  2. 蕎麦は信州 より:

      訂正(汗)
     長渕剛の「乾杯」で思い出しました。
     絆は「固い」、強いは「結びつき」、深いは「縁」、日本語はクレイジー!
     

  3. 大坂太郎 より:

    男の甲斐性ていう表現つこてましたよね。今の若い衆にそんなこと言うたらたまげるでしょうね。