美章園ー我孫子　その５　今日は南海より　◆JR阪和線沿いを行く◆

　美章園ー我孫子界隈その５でございます。本日は我孫子界隈に参ります。我孫子いうても、いっぱい駅あってな。南海電車は我孫子前、JR阪和線は我孫子町、そして大阪メトロはあびこでございます。結構、我孫子と呼ばれる地域は広いです。実際は、南海電鉄の我孫子町は沢ノ町、遠里小野に、大阪メトロは苅田、庭井や我孫子に隣接していて、我孫子と呼ばれる地域を貫いているのはJR阪和線の我孫子町駅ですね。この地域をひっくるめて我孫子と呼んでいる。
　ま、せっかく我孫子いう名前を使って駅作ってんねんから、南海の我孫子前まからいってみましょか。

　ま、はっきり言ってあまり観光するところはなかったかな。ま、こんな感じや。

ごく普通の宅地的なところですが、お寺が多いんですな。

ここは安養寺という浄土真宗系のお寺ですが、かつて数年ではありますがあの与謝野鉄幹が小僧を務めていたお寺さんやそうです。
　極楽寺というお寺さんも有名とか。

ここで、楠木正成の両親が子供を授かるようにと祈願し正成が誕生したとか。正成の感謝の気持ちとして石燈篭が寄進され、加えて正成のお手植えとされる楠もあります。

　ここからJRの我孫子町駅までは、結構あります。ちょっと、寄り道。殿辻という交差点があります。駅でいうと沢ノ町に近いですが。

ここは、住吉大社の宮司・津守家の館なのど大きな館が交差するところで、御殿に通じる道という意味で、「殿辻」という地名が付いたようですよ。
　この交差点のすぐ横に止止呂支比売命神社がございます。通称、若松神社です。

御祭神は素戔嗚尊・稲田姫命でございます。建立時期は不明ですが後鳥羽上皇が行幸した際に若宮神社と名付けたようです。本当の神社名が止止呂支比売命神社（とどろきひめのみことじんじゃ）とはなかなか歴史を感じさせる名前ですな。
　次週はJR我孫子町駅界隈に参ります。